北欧の貴公子 ステファン・エドバーグ

出身は北欧のスウェーデン出身のプロテニスプレーヤー。1966年1月生まれで現在49歳である。 テニス界には、現役は引退しているが、ロジャー・フェデラーのコーチとして世界を回っている。 そんな彼のことと筆者への影響などについて書き綴ってみようと思う。

少し襟足の長いヘアスタイルだった

88〜90年あたりのステファンエドバーグ

のヘアスタイルを真似て、

学生時代は少し長目の髪の毛に

していた。


長目のヘアスタイルは

スポーツをすると、動きの中に

流れが出てくる。

金髪に染めたりはしなかったか、

やや長目が好きであった。


そして、その髪の毛のなびかせ方は

通常のベースラインでの打ち合いには

無い、彼にはネットへの前方への

動きに沿ったものだった。


彼のプレーの美しさは、

サーブ&ボレーの後、ネットに詰めながら

相手の返すリターンを

入射角と反射角を巧みに使って、

どんどん相手をコートの外に

追いやっていくところにある。


アングルが付いた上に

低く滑るボレーなので、

相手にとっては、どんどん追い込まれる

ことになる。


彼のボレー時は、ラケットをほとんど

スイングしない。

サーブからの勢いを使ってネットダッシュ

で生じるフットワークによるところが

大きい。

さらにどんどんコーナーをついたり、

深いボレーや浅いボレーを

混ぜることによって、相手を

混乱に陥し入れ、最終的に自分の打った

ボレーによって、返球のコースまで

読んでしまっている。


つまり、打たせて取る

ということまで、計画的にプレー

しているのだ。


彼のネットでの動きがスムーズなのは、

身体能力もそうだが、

あらかじめ計画されイメージされた

通りに動いているからなのだ。


もちろん、読みが外れて、自分の動き

とは反対のコースに返球されることも

あるが、相手は追い込また状況から

ボールを打つので、ネットにかけたり

狙い過ぎてサイドラインを割って

しまう。


彼のサーブ&ボレーは

とてもクールなのだ。